1月10日:アントーン・カラスの命日(1985年)
『百冊で耕す』の著者近藤康太郎さんによる百冊選書
『百冊で耕す』の百冊選書というブックリストです。同書ではそれぞれの本について著者の紹介文が付いています。
海外文学
2.ウィリアム・シェイクスピア『マクベス』ほか四大悲劇の作品
3.ブロンテ『嵐が丘』
5.ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』
9.ローラン『ジャン・クリストフ』
10.カミュ『ペスト』
11.セリーヌ『夜の果てへの旅』
13.ホフマン『黄金の壺』
14.マン『魔の山』
15.カフカ『審判』
16.プーシキン『大尉の娘』
17.ゴーゴリ『鼻/外套/査察官』
18.フョードル・ドストエフスキー『悪霊』ほか長編5作品
19.トルストイ『コサック 1852年のコーカサス物語』ほか『戦争と平和』と『アンナ・カレーニナ』*ショーロホフ『静かなドン』
20.チェーホフ『ワーニャ伯父さん/三人姉妹』ほか『決闘』
23.ヘミングウェイ『武器よさらば』ほか『誰がために鐘は鳴る』と『日はまた昇る』*ブコウスキー『パルプ』とジム・トンプスン『おれの中の殺し屋』
25.サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』
26.ボッカチオ『デカメロン』
27.タブッキ『供述によるとペレイラは……』
28.ゴンブローヴィッチ『トランス=アトランティック』
29.パムク『雪』
30.ガブリエル・ガルシア=マルケス『ガルシア=マルケス中短篇傑作選』ほか『百年の孤独』と『族長の秋』
日本文学
31.『平家物語』
32.森鷗外『鶏』
33.泉鏡花『夜叉ヶ池』
35.田山花袋『蒲団・一兵卒』
41.内田百閒『冥土・旅順入城式』
42.宮沢賢治『宮沢賢治童話集 注文の多い料理店 セロひきのゴーシュ』、表題作と「なめとこ山の熊」と「どんぐりと山ねこ」
44.横光利一『機械・春は馬車に乗って』
47.中野重治『村の家・おじさんの話・歌のわかれ』
50.大岡昇平『野火』
51.武田泰淳『富士』
52.埴谷雄高『死霊』
57.大江健三郎『万延元年のフットボール』
58.村上春樹『風の歌を聴け』ほか『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
59.金井美恵子『噂の娘』
60.吉本ばなな『アムリタ』
社会科学・自然科学
63.ダ・ヴィンチ『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』
64.ニッコロ・マキャヴェッリ『君主論』
66.ルソー
67.カント
68.ヘーゲル
69.「資本論」
70.ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』
71.フロイト
72.ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
73.ソシュール
74.ハイデガー
75.構造主義
76.ウィトゲンシュタイン
77.アラン『幸福論』
80.E.H.カー『歴史とは何か』
81.小林秀雄
82.九鬼周造『「いき」の構造』
84.花田清輝『復興期の精神』
85.柄谷行人『力と交換様式』
86.吉田洋一
87.武満徹
88.アインシュタイン/インフェルト
89.ユクスキュル/クリサート
90.奥本素子
詩集
91.『日本名詩選』
92.『万葉秀歌』
93.『梁塵秘抄』
94.『与謝野晶子歌集』
95.金子みすゞ詩集
96.石垣りん詩集
97.『林ふじを句集』
98.『辻征夫詩集』
99.『ルバイヤート』
100.Charles Bukowski
『独学大全』著者 読書猿さんが選ぶ独学を拡張する52冊
「独学を拡張する52冊」は、DIAMOND愛読者クラブ会員が無料でダウンロードできるブックリストです。実物には読書猿さんのコメントと関連記事へのリンクが載っています。そして、このブックリストにはそれぞれの本に対応するamazonの該当ページへのリンクが付いています。
リストに載っているのは以下の52冊です。『週刊ダイヤモンド』2021新年号付録にはなかったジャンルが追加されていて、既存のジャンルについても選書が更新されています。
日本語
1.中学入試 国語授業の実況中継 (実況中継シリーズ) | 小池 陽慈 |本 | 通販 | Amazon
4.中高生のための文章読本 読む力をつけるノンフィクション選
英語
数学
歴史
地理
科学
認知
宗教
倫理
経済
政治
社会
米国の大学セント・ジョンズ・カレッジの課題図書
米国の大学セント・ジョンズ・カレッジで学生が読むべきものとして指定されている本のリストは次の通りです。
1年次
文学
アイスキュロス『アガメムノーン』、『コエーポロイ』(『供養する女たち』)、『エウメニデス』、『縛られたプロメテウス』
アリストパネス『雲』
エウリピデス『ヒッポリュトス』、『バッコスの信女』
サッポー『詩集』より第1番と第31番の詩
ソポクレス『オイディプス王』、『コロノスのオイディプス』、『アンティゴネ』、『ピロクテテス』、『アイアース』
人文学
ヘロドトス『歴史』
ルクレティウス『物の本質について』
プラトン『メノン』、『ゴルギアス』、『ソクラテスの弁明』、『クリトン』、『パイドン』、『饗宴』、『パルメニデス』、『テアイテトス』、『ソピステス』、『ティマイオス』、『パイドロス』
プルタルコス『対比列伝』より「リュクルゴス」と「ソロン」
トゥキュディデス『戦史』
ヴァージニア・ウルフ On Not Knowing Greek
社会科学
プラトン『国家』
自然科学
アルキメデス『平面の釣合について』、『浮体の原理』
アリストテレス『自然学』、『生成消滅論』、『動物部分論』、『動物発生論』
アメデオ・アヴォガドロ『物質の基本粒子の相対的質量とこれらの化合比率を決定する一つの方法』
クロード・ベルトレー
ジョゼフ・ブラック
スタニズラオ・カニッツァーロ
ジョン・ドルトン
ハンス・ドリーシュ
エウクレイデス(ユークリッド)『原論』
ダニエル・ガブリエル・ファーレンハイト
ジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサック
ウイリアム・ハーベー『動物の心臓ならびに血液の運動に関する解剖学的研究』
アントワーヌ・ラヴォアジエ『化学原論』
エドム・マリオット
ニコマコス『算術入門』
ブレーズ・パスカル『流体の平衡に関する論文』
ジョゼフ・プルースト
ハンス・シュペーマン
ジョゼフ・ジョン・トムソン
ルドルフ・フィルヒョウ
2年次 *1年次と重複するものは除く
文学
ダンテ『神曲』
アフラ・ベーン『詩集』より"The Disappointment"
アン・ブラッドストリート『詩集』
ジョン・ダン『詩集』
アン・ロック『詩集』
アンドルー・マーヴェル『詩集』
ウィリアム・シェイクスピア『リチャード二世』、『ヘンリー四世』、『テンペスト』、『お気に召すまま』、『ハムレット』、『オセロ』、『マクベス』、『リア王』、『ソネット集』
メアリ・ロウス夫人"A Crown of Sonnets Dedicated to Love"
人文学
『新約聖書』
アンセルムス『プロスロギオン』
アリストテレス『命題論』、『分析論前書』、『範疇論』
アウグスティヌス『告白』
フランシス・ベーコン『ノヴム・オルガヌム』
ミシェル・ド・モンテーニュ『エセー』
エリーザベト・フォン・デア・プファルツ『デカルト=エリザベト往復書簡』
エピクテトス『語録』、『提要』
リウィウス『ローマ建国史』
モーシェ・ベン=マイモーン(マイモニデス)『迷える人々の為の導き』
プロティノス『エンネアデス』
プルタルコス『対比列伝』より「カエサル」、「小カト」、「アントニウス」、「ブルトゥス」
社会科学
ニッコロ・マキャヴェッリ『君主論』、『政略論』(『ディスコルシ』)
自然科学
ペルガのアポロニオス『円錐曲線』
アリストテレス『霊魂論』
ニコラウス・コペルニクス『天球の回転について』
ブレーズ・パスカル『円錐曲線試論』
フランソワ・ビエト
音楽
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ「マタイ受難曲」、インベンション
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナ「教皇マルチェルスのミサ曲」
アルバート・マレー "Stomping the Blues"
フランツ・シューベルト、歌曲
3年次 *1年次・2年次と重複するものは除く
文学
ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ『寓話』
ジョージ・エリオット『ミドルマーチ』
ナサニエル・ホーソーン『緋文字』
モリエール『人間嫌い』
ジャン・ラシーヌ『フェードル』
ウィリアム・ワーズワス『序曲』
アルベール・カミュ『異邦人』
セヴィニエ夫人『手紙』
フョードル・ドストエフスキー『悪霊』
ラルフ・エリソン『見えない人間』
エウリピデス『アルケスティス』、『メディア』、『ヘカベ』、『トロイアの女』
ヘンリー・ジェイムズ『ある婦人の肖像』
ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』、『フィネガンズ・ウェイク』
ハルドル・ラクスネス『独立の民』
ホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』
ハーマン・メルヴィル『白鯨』
トニ・モリスン『ビラヴド』
フラナリー・オコナー『賢い血』
マルセル・プルースト『失われた時を求めて』第1篇『スワン家のほうへ』
ライナー・マリア・リルケ『マルテの手記』
ウィリアム・シェイクスピア『尺には尺を』
ユードラ・ウェルティ、短編集
ヴァージニア・ウルフ『波』
ケイト・ショパン『目覚め』
ゾラ・ニール・ハーストン『彼らの目は神を見ていた』
V・S・ナイポール『ビスワス氏の家』
ウィリアム・ギャディス『認識』
人文学
デイヴィッド・ヒューム『人間本性論』
イマヌエル・カント『純粋理性批判』、『人倫の形而上学の基礎づけ』
ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ『モナドロジー』、『形而上学叙説』
ブレーズ・パスカル『パンセ』
バールーフ・デ・スピノザ『神学・政治論』、『エチカ』
『バガヴァッド・ギーター』
ゲオルク・ヘーゲル『エンチクロペディー』第二部 自然哲学
セーレン・キェルケゴール『あれか、これか:ある人生の断片』
エマニュエル・レヴィナス『全体性と無限』
イブン・マージャ『スナン』
フリードリヒ・ニーチェ『悦ばしき知識』
ローマ共和国の興隆と衰退
ジャン=ジャック・ルソー『エミール、または教育について』
オスヴァルト・シュペングラー『西洋の没落』
社会科学
米国の歴史的文書「連合規約」、「独立宣言」、「アメリカ合衆国憲法」
ハミルトン、ジェイ&マディソン『ザ・フェデラリスト』
ジョン・ロック『統治二論』
ジャン=ジャック・ルソー『社会契約論』、『人間不平等起源論』
ハンナ・アーレント『人間の条件』
ミシェル・フーコー『監獄の誕生―監視と処罰』、『安全・領土・人口 (1977-78)』
ゲオルク・ヘーゲル『法の哲学』
トマ・ピケティ『21世紀の資本』
自然科学
ダニエル・ベルヌーイ
シャルル=オーギュスタン・ド・クーロン
マイケル・ファラデー
ガリレオ・ガリレイ『新科学対話』
ウィリアム・ギルバート
クリスティアーン・ホイヘンス
ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ『力学要綱』
ジェームズ・クラーク・マックスウェル
アイザック・ニュートン『自然哲学の数学的諸原理』
ジャン=アントワーヌ・ノレ
ハンス・クリスティアン・エルステッド
ブルック・テイラー
トマス・ヤング
ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディ
コンラート・ローレンツ
バートランド・ラッセル『数理哲学序説』
神経科学
音楽と美術
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』、『フィガロの結婚』
エドゥアール・マネ、絵画
4年次 *1年次・2年次・3年次と重複するものは除く
文学
ジェイムズ・ボールドウィン『村のよそ者』、『次は火だ』
エリザベス・ビショップ『詩集』
グウェンドリン・ブルックス "Sonnets
ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』
エミリー・ディキンソン『詩集』
T・S・エリオット『詩集』
ウィリアム・フォークナー『行け、モーゼよ』
ギュスターヴ・フローベール『三つの物語』より「純な心」
ハーマン・メルヴィル『ベニート・セレーノ』
トニ・モリスン『ソロモンの歌』
フラナリー・オコナー『オコナー短編集』より「善良な田舎者」、「啓示」、「強制追放者」
シルヴィア・プラス『詩集』
アルチュール・ランボー『詩集』
ウォレス・スティーヴンズ『詩集』
ポール・ヴァレリー『詩集』
ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』、『灯台へ』、『自分自身の部屋』
ウィリアム・バトラー・イェイツ『詩集』
人文学
ジークムント・フロイト『精神分析入門』、『喪とメランコリー』、『快感原則の彼岸』
マルティン・ハイデッカー「ニーチェの言葉:神は死せり」、『形而上学入門』
エトムント・フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』
セーレン・キェルケゴール『哲学(的)断片』、『おそれとおののき』
社会科学
フレデリック・ダグラス『演説集』
W・E・B・デュボイス『黒人のたましい』
エイブラハム・リンカーン『演説集』
カール・マルクス『資本論』、『1844年の経済哲学手稿』、『ドイツ・イデオロギー』
ブッカー・T・ワシントン、「アトランタ・エクスポジション演説」、"Our New Citizen"、"Democracy and Education"
自然科学
ジョージ・ウェルズ・ビードル&エドワード・ローリー・タータム
テオドール・ボベリ
クリントン・デイヴィソン
ルイ・ド・ブロイ
マイケル・ファラデー
ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディ
ヴェルナー・ハイゼンベルク
フランソワ・ジャコブ&ジャック・モノー
ジャン=バティスト・ラマルク『動物哲学』
ニコライ・ロバチェフスキー
グレゴール・メンデル
ヘルマン・ミンコフスキー『空間と時間』
ロバート・アンドリューズ・ミリカン
トーマス・ハント・モーガン
マックス・プランク
エルヴィン・シュレーディンガー
ジョエル・サスマン
ウォルター・S・サットン
ジョゼフ・ジョン・トムソン
ジェームズ・ワトソン&フランシス・クリック
音楽と美術