独学者エイジのブログ

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英会話ができるように英語の勉強で最初に使うべき教材

高校や大学まで英語を勉強したのに、英会話が思うようにできなくて、改めて英語の勉強をやりなおしたいという人は少なくありません。

ところが、大人の英語再学習の場合、ちまたには勉強法や教材に関する情報があふれていて、一体何から始めればいいのか迷ってしまうでしょう。

実は、英語のスピーキングの能力を十分に身につけるのにまずやるべきことは、はっきりしています。それは会話に必要な文法を理解し、英文法の知識を無意識のうちに使えるようになるまで、英語の短い例文を覚えるように繰り返し言う練習をすることです。

パターンプラクティスと呼ばれるこの学習法の効果については、米国史が専門の松尾弌之(まつおかずゆき)上智大学名誉教授が現代新書編集部編『外国語をどう学んだか』(講談社現代新書、1992年)で、通訳・翻訳家の種田輝豊氏が種田輝豊著『20カ国語ペラペラ』(実業之日本社、1969年)で認めています。

そして、今年2021年に英語のパターンプラクティスができるすばらしい本が発売されました。横山雅彦・中村佐知子『英語のハノン 初級』(筑摩書房)です。この本は『独学大全』の著者の読書猿氏が絶賛しているものです。このブログでは随時その内容を詳しく紹介していく予定です。