『調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』第2講 答えを出す手間ヒマを事前に予測する
小林昌樹著『調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』(皓星社、2022年)の内容を紹介したい。この記事では同書の「第2講 答えを出す手間ヒマを事前に予測する――日本語ドキュバースの三区分」の内容を紹介する。この章はレファレンスのコツというより、調べ物をする際の前提となる予備知識について述べているところで、メールマガジンの連載の第8回に当たる。コラムBは今回書き下ろされた部分である。まず、目次は以下の通り。
第2講 答えを出す手間ヒマを事前に予測する 日本語ドキュバースの三区分
主題と時間と空間と
レファレンスの難易度表
戦後の文献世界
戦前の文献世界
前近代の文献世界
文献残存率と基本構造は呼応する
日本語空間(≒国)について
こんなことを考えたきっかけ
コラムB 本当にNDL「秘伝」なの? 本書タイトルについて(1)
この章については、1度読んで調べ物の際の注意事項を頭に入れたら、必要なときに読み返せばいいと思う。